2011年1月28日

流氷がやって来た!


稚内の東側、オホーツク海沿岸は流氷が接岸してビッシリ。しばらくの間、漁もお休みです。流氷期間中はカニたちはアムール川から運ばれてくる栄養豊富なプランクトンを食べながら過ごします。流氷の下にはいろんな生き物が運ばれてきて、クリオネなんかもいたりします。その昔、冷蔵庫でクリオネを飼っていたことがあるんですよね。エサが難しくて、同じ仲間のハダカカメガイでミジンウキマイマイっていう貝しか食べないらしく・・・水温は2℃に保たなければならないのに何度も凍らせたりして、苦労した経験があります。そんな流氷に覆われたオホーツク海は3月以降には消えて、いよいよ海明けです。春の前浜産の毛ガニはメチャメチャ美味しいですよ!お楽しみに!

2011年1月19日

カニ200トン完売?!

これはあるカニ屋のサイトの宣伝文。
うーん、年間200トン完売って・・・いくらなんでもあり得ない。
それだけ売るためには、同じ量のカニを仕入れなければなりません。
商社ならともかく、1カニ屋がそれだけの量を仕入れることは不可能に近いです。そんなに船も入らないし。
よくある○○トン完売!っていう宣伝は消費者の購買意欲を煽るのは理解できるけど、結局そんなに大量のカニを売るためには何年も前から倉庫に眠っている古い不良在庫を売るしかないのです。

2011年1月11日

港町 水産の町 蟹の町 

船修理.jpg
ここ稚内は日本最北端の港があり、水産業の町で多くの人々は何らかの形で水産に関わっています。カニの本場としても知られ、特にタラバガニの水揚げの多くは稚内港から各地へ運ばれて行きます。港があるからには、船が入るドックもあるわけで、冬場の運航数削減を利用して定期検査をする大型船や漁船、小型船まで様々な船が入っています。陸揚げされた船を見ると、いつもは喫水線の下まで見ることができないので、なかなか面白い光景となっています。この日も漁船や高速船がドック入りしていました。

2011年1月 8日

タラバガニ初出荷

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タラバガニを水槽から出し、活きたままカゴに入れ計量後に出荷!札幌のカニ屋に向けて今年のタラバ初荷です。札幌や函館、内陸部のカニ屋に向けたタラバガニの多くはここ稚内から出荷されていきます。なんといってもロシア海域から近い港ですしね。雪道の中、片道6時間半・・・走り続けます。冬のオロロンラインは雪原と道路の堺がわからないほど真っ白です。雪目になりながらタラバガニを活かしたまま運ばなければなりません。

2011年1月 2日

かに大漁旗

かに大漁旗.jpg
稚内港では大漁旗で着飾った漁船がいっぱい停泊しています。今年も豊漁でありますように・・・これからオホーツクの海は白い流氷で覆われ漁に出られず船も入らなくなります。遠くアムール川からやって来る流氷には栄養豊富なプランクトンがいっぱい含まれていて、それをエサにしながらカニは成長して身をパンパンにするのです。だから海明けのカニはとても美味しい。楽しみです。去年のカニは特に後半高騰して例年の1~2割高の状況です。高騰しているというのに他社でよく見かける激安のカニは要注意。安い時期に確保したカニを放出しているからです。新鮮なカニならば逆に値上がりしなければおかしいのです。利幅を削るにも限界がありますもの。今年はカニ屋も淘汰の時代に突入しそうな感じです。なんとか生き残らなければ。みなさま今年も宜しくお願い申し上げます。

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